趣味のこと

洋菓子店勤務のメリット・デメリット

私は大学時代から10年以上ずっと洋菓子店勤務をしてきました。

洋菓子を作る方じゃなくって売る方のお仕事です。


「将来の夢はケーキ屋さん!」

なんて洋菓子店で働くことに憧れを抱いた人も多いのではないでしょうか。


私の場合はスイーツ好きが高じて学生時代に洋菓子店でアルバイトを始めました。

結果、大学卒業後も洋菓子店に就職し、10年以上その業界に携わるほどに楽しいお仕事でした。


一体どんな風に楽しかったのか。

今からたっぷり紹介していこうと思います!

洋菓子業界に足を踏み入れようかどうしようかと迷っている方の判断材料の一部になれば嬉しいな、と思います。


洋菓子販売の仕事内容

陳列

ケーキなどの生菓子を扱っている店であれば、毎朝商品をショーケースに並べる作業があります。

平日はお客様も少ないのでケーキの数も少なめ。

でも休日やクリスマスなどのイベント時はケースに並べられないほどの商品数でアタフタしたり。

たまにケーキを落としたり潰してしまうこともありますが、誰でも通る道。

パティシエさんには「ゴメンナサイ」と真摯にあやまりつつも、あまり落ち込みすぎないことが大事です。


日持ちのする焼き菓子や箱入りの商品の場合は、日持ちチェックが重要な作業になってきます。

うっかりしていると、販売期限切れ・賞味期限切れの商品が陳列された状態のままになってしまうので、こまめな管理が必要です。


そのほかに、商品の増減による陳列替え、季節に合わせた飾り付けなどの作業もあります。

陳列は売上に大きく影響を与えるものの一つなので、絶対に手が抜けません。


接客

お店の顔として店頭に立つ仕事。

「いらっしゃいませ〜」とにっこり笑ってレジ前に立っておけばOKかというと、実は結構忙しいです。

笑顔や挨拶はもちろんのこと、お客様の動きを見てお客様が何を求めているかを察知して、こちらからご提案することが必要になる場合も多々あります。


お客様から商品についての質問を受けることも多くありますので、商品知識をきっちり身につけておくこともかなり重要です。

教育がうまくいっていないお店だと、販売員が商品について何の知識も持っていない場合もあります。

自分のお店の商品のことを何も知らないではクレームにも繋がりかねませんので、商品知識は自分から聞いてでも身につけておくべきでしょう。



レジでお金のやり取りをするのも販売員のお仕事です。

最近はレジが自動化されているお店も増えてきていますが、まだまだ現金のやり取りも多いです。

お釣りの渡し間違いや、受け取った金額の勘違いがクレームに発展することもあります。

一番神経を使わなければいけない作業かもしれません。

販売員同士で声に出して確認するなどして慎重に作業しましょう。



その他、売り場の整理整頓、試食提供するお仕事もあります。



ラッピング

お客様のご希望の商品が決まれば次は梱包/ラッピングです。

ケーキは基本箱に入れて保冷剤を詰めるだけですが、バースデーケーキなどはプレートをご希望されるお客様もおられます。

パティシエがいるお店だと、パティシエさんにプレートづくりはお任せ出来ますが、百貨店内のお店なんかでは販売員がチョコプレートに手書きする場合もあります。

即興で一発勝負で書かなければいけないので最初は緊張しますが、プレートの字がどうだとかでクレームを受けたことはないので、安心して書いていただいて大丈夫かと思います。





箱菓子などになるとラッピングが必要です。

ラッピングは普段の生活ではほとんど行わないことだと思うので、誰でも最初は全く出来ません。

ご安心ください。

ラッピングは絶対に必要になる作業なので、先輩が丁寧に教えてくれると思います。

ゆっくりまねして練習を重ねれば、誰でも上手に出来るようになりますので「私は不器用だから・・・」などと心配しているかたも、安心して取り組んでくださいね。

10年間働いてきて、いつになってもラッピングが出来ない子は一人も見なかったので信じてもらって大丈夫です✌

それでも心配な方は、ラッピングの本で予習/復習するのもいいかもしれません。

私も持ってるオススメのラッピング本⬇

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発注

商品が売れれば、品切れになる前に新しい商品を発注しなければいけません。

商品だけでなく包装紙や箱などの資材も切らすことが出来ません。

少なくとも週に何度か発注日があるので、そのタイミングでまとめてチェックして発注します。

切らしてしまうと、営業に支障が出る場合もありますので発注は超重要作業です。


レジ締め

閉店後、レジの中のお金を計算して、売上金を記録するお仕事です。

ここでレジに入っているはずの金額と、実際の金額が合わなければ大問題!

とは言いつつも、数円の誤差は結構頻繁にあったりするのが実情です。

ただ、1000円単位になってくると話は別。

お客様から多くいただきすぎている、またはお釣りを多く返しすぎた可能性もあります。

お客様にご迷惑をかけないためにも、金銭授受は気を緩めず真剣に行うようにしてください。


掃除

閉店後は掃除が必須です。

食品を扱っているので、しっかり掃除をしなければ害虫やネズミなどが出る場合もあります。

また、薄汚れたお店ではお客様も寄り付かないので、面倒な仕事ではありますが丁寧に行う必要があります。


営業中も、お客様が少ないタイミングなどに清掃をするお店もあるかと思います。

その場合はお客様の邪魔にならないように、上手に作業しましょう。


製造補助

パティシエさんが一緒に働いているお店だと、製造補助をお願いされる場合があります。

パティシエでなくても出来る簡単な作業です。

私は洋菓子店では作業したことはありませんが、パン屋勤務のときにパンにクリームを挟むだとかサンドウィッチを作る作業など手伝ったことがあります。

私は料理嫌いなので、最初すっごく抵抗ありましたが、本当に簡単な作業だけだったので慣れればどうってことなかったです。


教育・指導

仕事に慣れると、今度は自分が後輩を指導する側になります。

自分の立場がアルバイトであってもこれは同じ。

新人アルバイトさんが入ってくると、教えられる部分は教えることになります。

接客をしながら教育もしなければいけないので、手が空いた人が教えていくようなスタイルです。




洋菓子店勤務のメリット・デメリット

メリット

かわいい(カッコイイ)制服が着られる

洋菓子店って制服にもこだわっているお店多いですよね!

最近は昔ながらのケーキ屋さんという感じのフリフリスタイルよりも、スタイリッシュなデザインの制服を採用しているお店が多いように感じます。

カッコイイ制服に身を包むと気分もシャキッっとしていいですよ!


コミュニケーション力が上がる

私は人見知りだし口下手だしで会話には苦手意識があったほうです。

ですが、お客様へのアプローチなどが必要なこの仕事を通して、コミュニケーション力が身についたように感じました。

人に話を聞いてもらうには、一体どんな表情で、どんな距離感で、どんな喋り方をすればよいかなど。

今では人と接する時は無意識のうちに笑顔になり、声のトーンも上がるようになってしまっています笑


ラッピング技術が身につく

ラッピングは日常生活でもすごく役に立ちます。

バレンタインなど、手作りのものをプレゼントしたい時に、100均で購入してきたリボンと包装紙でちゃちゃっとカッコよくラッピング出来てしまいます。


また洋風のラッピングだけでなく、“御祝” “お供” などの熨斗(のし)の知識も身につくので、冠婚葬祭の機会にすごく重宝します。


残ったケーキがもらえるかも?

これはお店によりますが、閉店後、廃棄になるケーキを持って帰れるようなお店もあります。

色々な理由で、全てゴミ袋に捨ててしまうお店もありますが、個人的にはもったいないから食べてもいいよなぁ〜って思います笑


洋菓子の知識が身につく

お菓子好きさんには嬉しいポイント!

ケーキ屋さんめぐりをするときなどに、知識があるとすっごく便利!

プライスカードの値段の下に書かれている説明の難しい用語も理解できるし、販売員さんにもじょうずに質問できます。


お菓子作りが趣味の方なら、パティシエさんと仲良くなって、コツやノウハウを教えてもらうのもいいかもしれません。


仕事に困らない

接客業は求人募集が非常に多いです。

色んな業種で常に募集されています。

なので、だいたいどこに引っ越しても、何かしらお仕事を見つけることが出来ると思うので接客スリルは持っていて損はありません。


デメリット

世の中の休日=洋菓子店勤務者は簡単には休めない

クリスマスや年末年始、家族やカップルが楽しそうにお買い物をするのを横目に、洋菓子店の店員は仕事仕事仕事ざんまいです。

洋菓子店で働く=イベント時は仕事、と覚悟して働き始めるのが良いかと思います。

“土日出られる人”なんて条件で求人を出しているお店も多いので、応募する時はしっかりチェックしておきましょう。


クリスマスやバレンタインなどは地獄の忙しさ

上にある通り、イベント事のときは休めません。

かつ、めっちゃ忙しい!!

もうほんっと変なテンションになるくらいヤバいです。

ランナーズハイってこういう感じなんだろうなぁ〜といつも思っていました。


学生時代にデパ地下勤務していたのですが、クリスマスになるとみんな揃って早朝出勤。

閉店後は片づけと翌日の準備に追われ、社員は終電で帰れないからと近くのビジネスホテルに泊まる。

なんて当たり前みたいでしたよ。


可愛いイメージに反して意外と体育会系の仕事

意外と力仕事が多いです。

ケーキ、いっぱい入ってるとめっちゃ重いです。

ずっと立ち仕事だし、狭い売り場でもバタバタと動き回らなければいけないしで、体力も必要です。

おっとりしてるとおいていかれてしまいます。


労働賃金が低い

洋菓子店に限らす食品関係の仕事は労働賃金が低い傾向にあります。

時給が低かったり、社員だとボーナスどころか残業代が出なかったり・・・正直ブラックな会社多いです。


ただ、パティシエの待遇となると、それを更に上回るブラック待遇なのでそれよりはマシです。(フォローになってないw)



もちろん全ての会社がそんなひどい会社というわけではありません。

私が準社員として入った会社では、準社員であってもボーナスが出たし、有給休暇も遠慮なく使うことが出来ました。

それに、産休・育休まで取らせていただきました。

そんなステキな会社もたくさんあると思いますので、長く働きたい方は福利厚生はしっかりしているかどうかをしっかりと確認してから入るといいと思います。


まとめ

洋菓子店での接客業は、決して楽しくて華やかなことばかりではありません。

大変なことも多いし、人間相手のお仕事ですから嫌な思いをすることもあります。

それでも私が10年間も洋菓子店勤務をやり続けたのはそれだけの魅力を感じていたからです。



お客様を幸せな気持ちにさせる。

そしてお客様から“ありがとう”の言葉をいただく。

この幸せ。


それが私が長年勤めた一番の理由かもしれません。

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